卑怯な手段で関係を強いられ始まった秦野の、真芝との奇妙な関係。 脅迫まがいの強引さで関係を続ける真芝に、いつしか全てを受け入れるかのように接し始めた秦野。 真芝はそんな彼を理解できず苦悩するが、ある日偶然、秦野の衝撃の過去を知る事に。 たがそれは真柴を後悔と懺悔の奈落へ突き落とす、悲しく凄惨な物語だった!
原作:崎谷はるひ 2003/11/25
■CAST
鈴木千尋:秦野幸生 森川智之:真芝貴朗
千葉進歩:井川悠紀夫 野島昭生:鎌田部長 他
見事に私の弱点にはまりました。
大人。
ピアノだけのBGM。
少ないCAST。
で、静かに徐々に気持が変化して行くストーリー。
それに、すごく”ねじれたEDGE”に雰囲気とかが似てる、と思ってしまったのですが。
って、原作が同じ崎谷はるひさん、でした!(2005/1/20に気付いた!)
今年に入って聞いた中で、今のところ、一番好きだったり。
秦野は、同窓会の会場移動中、
真芝は、大学の頃から付き合っていた井川の結婚披露宴の帰り。
歩いていた二人が、偶然ぶつかったことから、始まるのですが。
秦野の名前が、真芝の元彼、井川と同じユキオだったことが、真芝と秦野の関係の始まりの全ての原因で。
このぶつかってから、秦野を酔わせて、彼の家へ行き、無理矢理犯してしまう過程を、真芝=森川さんのモノローグで語られてて。
男じゃないと駄目な真芝が、秦野を見て、何を想像し、何をしようと考えてるのかが、妙にリアルで、ちょっと怖い。
そして、愛のないSEXを続けていた筈なのに、何故か、抵抗したりせず、何でも言うとおりにする秦野に、真芝が疑問を抱きはじめる。
そんな真芝が、衝撃を受ける事実が、秦野の過去。
それを知ってから、秦野と連絡をとることもしなくなる。
そんな真芝のことが、心配でたまらなくなる秦野が、会社の上司から真芝の状態を聞き、彼の家へ。
この時、真芝に別れを告げて出て行く秦野を、駅まで真芝が送るのですけど。
振り向いて欲しくない、と思っている真芝の側へ駆けつける秦野に、真芝が好きだと告白して抱きつくシーン。
それを駅員が見ているらしく、毎日通勤で使う駅、だから顔を覚えられたら困るだろうと、うまく誤魔化す秦野。
何だか、こんな些細な場面でも、凄くはまっちゃうんですが。
そして、最後はお互いの気持を確かめあって、HAPPY END。
このときに、真芝が秦野に言う台詞。
「あんたの子供が生めたらいいのに。」って。
秦野の辛い過去があるからなんですが、今までBL聞いてきて、初めて聞いた、こんな台詞。
真芝@森川さんが27歳、秦野@鈴木千尋さんが32歳。
大人です。
この森川×千尋さんは、私がはまりまくった”ダブルコール?”が、初めてで。その時、千尋さんはBLも初でした。
その時も、蒼一郎@鈴木さんの方が、年上だったんですよね。
何かそれからすると、千尋さんの演技も、かなり濃くなったというか。
CDが始まってすぐと、あと何度か絡みのシーンがあるんですが。
なんだか、すっごい、生々しい。
受けである秦野@千尋さんが、結構露骨なことを喋ってるのだけど、それが全く、煩くない。
個人的に、そんなことしてて、あれこれと喋り捲るのが余り好きではないのですけど、ちょっと、多い気もしますけど、これは自然と聞けてました、私。
森川さんは、いつも通り♪
安心して、聞けますね。
あぁ、なんか、ほんとどうしよう。
凄く切ないし、もう、駄目。
実は最後のフリートークで、最高なのが、野島昭生さん!
ノジケンの父?ですよね。
「いかがでしたか?」
と言う森川さんの答えに、妙〜な 間 が開くんですよ。
この間が、絶妙で。
そして、「僕にはラブシーンないんだよね。」
と言った野島さんに対して、
「したい?」
と即行で問う森川さん。
野島さん困ってるよ、イジメちゃだめだよ〜。
で、真芝たちをもっと苛めたくて、もっと出番が欲しかったらしい千葉さん。
千尋さんの時にも、「どうですか、若いの?」みたいに野島さんを苛める森川さん。
だから、可哀想だからさ。
でも、Hシーンに対しては、興味があるみたいですよ。
「あれは、やっぱり、その時、感じるわけ、体に?」とか訊かれてますし。
で、感じるらしい。森川さん曰く、感じよう感じようとしてるそう。
ほんと、「うまいね」とか「すごいね」の連発ですね。
やっぱり、やってみたいのかなぁ。
そんな感じで。
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