コミック 二宮 悦巳 徳間書店 2002/10
偶々、発見したので、買ってみたのですが。
おもしろくて、切なくて、いいお話でした。
帯刀家の兄弟もさることながら、阿蘇芳家の二人。
で、竜頭町の商店街の人達。
なんだかさ、とらやのある葛飾柴又の商店街を思い出しちゃって。
ひそひそと噂話するんじゃなくて、開けっぴろげに何でも話しちゃう、でも温かく帯刀家のみんなを見守っててさ。
いいね、人情、って感じで。
それに、末っ子、って一見甘やかされてるようで、実は一番悩んで苦しんで、気を遣ってたりするんだなぁと。
私は長女の上に初孫だったりしたので、その辺が判らないかもしれない。
妹がいつも言ってたっけ。
”長女と長男”は扱いが違うんだ、って。
だからこそ、その下にいる妹や弟の苦労や気持に気付くことができないのかな、と。
登場人物それぞれ個性があって。
私的にはまったのは、勇太かなぁ。
って、関西弁だからって訳じゃなくて、一見ぶっきらぼうで人の心配なんてするもんか、って感じなんだけど、真弓に深く関わって行くうち、どんどん彼の優しさとか真弓を思いやる気持とかが判ってきて。
なんだ、ほんと、いいやつじゃん♪って思ってます、今では。
しかし、隙あらば、キスから先へ進もうとする、勇太と真弓。
そこへ、ナ〜イスタイミングで現れる、大河兄!とか、襖の陰から黙って見ている明ちゃん。
ほんと、隙間の多い日本家屋の成せる技、というか。
あと、卓袱台を囲んで、ご飯食べたり、わいわいと盛り上がったり。
いいですよね、こういうの。
彼らは家族なんだな、とほんと思いますよ。
天然?故に、鋭い?発言の多い、秀。
学校でいちゃついてる二人にいつも遭遇する、ウオタツ。
で、一つ屋根の下、二組のホモがいる帯刀家での生活を余儀無くされている、とりあえずノーマルな?明ちゃんと丈!
みんなも大好き。
1巻:家では年より少し幼い、可愛い末っ子の妹分? でも、学校ではごくフツーの男子高校生!! 保護者同士の同居によって、そんな真弓(まゆみ)と 同級生になった勇太(ゆうた)。初めは意外な二面性に 毎日ただ驚くばかりだったけど──。 その不自然さには、どこか無理があるように 思えて、勇太は次第に目が離せなくなり…!?
2巻:なぜムリに子供でいようとするんだろう──。 不自然な真弓(まゆみ)の二面性に苛立つ勇太(ゆうた)は、 真弓を無視できない自分の気持ちを自覚する。 そんなある日、級友の神尾(かみお)に絡まれた真弓は 教室で背中の大きな傷跡をさらしてしまう!! 真弓が隠してきたその傷の事情を知ったとき、 勇太はついに、抑えていた想いを告白して…!?
偶々、発見したので、買ってみたのですが。
おもしろくて、切なくて、いいお話でした。
帯刀家の兄弟もさることながら、阿蘇芳家の二人。
で、竜頭町の商店街の人達。
なんだかさ、とらやのある葛飾柴又の商店街を思い出しちゃって。
ひそひそと噂話するんじゃなくて、開けっぴろげに何でも話しちゃう、でも温かく帯刀家のみんなを見守っててさ。
いいね、人情、って感じで。
それに、末っ子、って一見甘やかされてるようで、実は一番悩んで苦しんで、気を遣ってたりするんだなぁと。
私は長女の上に初孫だったりしたので、その辺が判らないかもしれない。
妹がいつも言ってたっけ。
”長女と長男”は扱いが違うんだ、って。
だからこそ、その下にいる妹や弟の苦労や気持に気付くことができないのかな、と。
登場人物それぞれ個性があって。
私的にはまったのは、勇太かなぁ。
って、関西弁だからって訳じゃなくて、一見ぶっきらぼうで人の心配なんてするもんか、って感じなんだけど、真弓に深く関わって行くうち、どんどん彼の優しさとか真弓を思いやる気持とかが判ってきて。
なんだ、ほんと、いいやつじゃん♪って思ってます、今では。
しかし、隙あらば、キスから先へ進もうとする、勇太と真弓。
そこへ、ナ〜イスタイミングで現れる、大河兄!とか、襖の陰から黙って見ている明ちゃん。
ほんと、隙間の多い日本家屋の成せる技、というか。
あと、卓袱台を囲んで、ご飯食べたり、わいわいと盛り上がったり。
いいですよね、こういうの。
彼らは家族なんだな、とほんと思いますよ。
天然?故に、鋭い?発言の多い、秀。
学校でいちゃついてる二人にいつも遭遇する、ウオタツ。
で、一つ屋根の下、二組のホモがいる帯刀家での生活を余儀無くされている、とりあえずノーマルな?明ちゃんと丈!
みんなも大好き。
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