今回は、魔夜峰央の「パタリロ」
中学生だったか、何故か凄く好きで、コミックスが出る度にちゃんと買っては、読んでました。
ちなみに、24とか、くらいまで。
で、去年77巻を書店で目撃し、かなり驚きました、ほんとに。
私も、歳をとる筈だ…
で、前半をSEED30話で見損ねた為、後半30分の視聴。
だけど、なかなか、面白かった。
夏目房之介さんの解説も、そうだなと納得する部分が多く。
一番興味深かったのがこの中で描かれている、今で言う”ボーイズラブ”な部分について。
どなたかが言われた、竹宮さんの”風と木の詩”が愛の本質を描いていた、という意見に激しく同意。
話は反れるけど、”風と木の〜”はどうしても、ただ少年同士の禁断の恋愛を描いた、かなり異端な作品と思われがちだけど、私はそんな安易なもので片付けて欲しくないと、いつも思っていた。
純粋に愛を描こうとしたら、辿り付いたのが男同士らしく。男女間だと生々しくなり過ぎる為、という話があったが。
ここでの生々しさがどういう点を指しているのかはちょっとわからないけれど、確かにそうなのかも知れない、とは思う。
昨年よりどっぷり、CDではあるけどBLという世界に浸りきっているが、BLの中で描かれている愛、が果たして男女間でも可能なのかな、といつも思ってしまう。結局大抵は、男女の恋愛では無理、という答えに行き着くのだけど。
例えば、ロミオとジュリエットのような、激しく愛さずにはいられない悲劇を前提とした状況下だと、男女間でも、純粋にお互いへの愛だけが成立することが可能なのかな、とか思うのだけど。
どうしても、男女の恋愛は結婚によってある意味成就してしまい、男女間の愛は、結局最期には家族愛へと変化してしまう現実、があって。
多分私は、そんな愛では物足りないな、と思っているんだろうな。
だから、お互いだけを唯ひたすら愛することが出来る彼ら、にはまってしまっているのかも知れない。
しかし、BLを描いた全ての作品がそれにあてはまる、という訳ではないですが。
このBS漫画夜話という番組。
NHKだけど放送していいの?という内容もあったりして、いつも楽しませて頂いてます。ただ、この番組で言われている意見や見解が、必ずしも間違いないもの、だとは思わないけど。
人それぞれで、感じ方は違うものだし。
思い出せば、パタリロ本人やギャグが好きで読んでいた訳じゃないんだよね。
あの頃から既に、BLにはまっていたのかも知れないな、私は。
それと”日出処の天子”も読んだらしい大槻ケンヂさん。
吉田秋生さんの”BANANAFISH”は男性が読んでも面白い少女漫画らしく、それを読んだ男性は多いみたいですが、”パタリロ”に”処天”を読んだ男性、がいるなんて、初めて知りましたよ。
そんな人、流石に身近にはいなかったな…
中学生だったか、何故か凄く好きで、コミックスが出る度にちゃんと買っては、読んでました。
ちなみに、24とか、くらいまで。
で、去年77巻を書店で目撃し、かなり驚きました、ほんとに。
私も、歳をとる筈だ…
で、前半をSEED30話で見損ねた為、後半30分の視聴。
だけど、なかなか、面白かった。
夏目房之介さんの解説も、そうだなと納得する部分が多く。
一番興味深かったのがこの中で描かれている、今で言う”ボーイズラブ”な部分について。
どなたかが言われた、竹宮さんの”風と木の詩”が愛の本質を描いていた、という意見に激しく同意。
話は反れるけど、”風と木の〜”はどうしても、ただ少年同士の禁断の恋愛を描いた、かなり異端な作品と思われがちだけど、私はそんな安易なもので片付けて欲しくないと、いつも思っていた。
純粋に愛を描こうとしたら、辿り付いたのが男同士らしく。男女間だと生々しくなり過ぎる為、という話があったが。
ここでの生々しさがどういう点を指しているのかはちょっとわからないけれど、確かにそうなのかも知れない、とは思う。
昨年よりどっぷり、CDではあるけどBLという世界に浸りきっているが、BLの中で描かれている愛、が果たして男女間でも可能なのかな、といつも思ってしまう。結局大抵は、男女の恋愛では無理、という答えに行き着くのだけど。
例えば、ロミオとジュリエットのような、激しく愛さずにはいられない悲劇を前提とした状況下だと、男女間でも、純粋にお互いへの愛だけが成立することが可能なのかな、とか思うのだけど。
どうしても、男女の恋愛は結婚によってある意味成就してしまい、男女間の愛は、結局最期には家族愛へと変化してしまう現実、があって。
多分私は、そんな愛では物足りないな、と思っているんだろうな。
だから、お互いだけを唯ひたすら愛することが出来る彼ら、にはまってしまっているのかも知れない。
しかし、BLを描いた全ての作品がそれにあてはまる、という訳ではないですが。
このBS漫画夜話という番組。
NHKだけど放送していいの?という内容もあったりして、いつも楽しませて頂いてます。ただ、この番組で言われている意見や見解が、必ずしも間違いないもの、だとは思わないけど。
人それぞれで、感じ方は違うものだし。
思い出せば、パタリロ本人やギャグが好きで読んでいた訳じゃないんだよね。
あの頃から既に、BLにはまっていたのかも知れないな、私は。
それと”日出処の天子”も読んだらしい大槻ケンヂさん。
吉田秋生さんの”BANANAFISH”は男性が読んでも面白い少女漫画らしく、それを読んだ男性は多いみたいですが、”パタリロ”に”処天”を読んだ男性、がいるなんて、初めて知りましたよ。
そんな人、流石に身近にはいなかったな…
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