桜の木々に囲まれた男子寮「桜花寮」。主人公ユースケはそんな寮生の一人。春休みに偶然一緒に残ったのは、隣室のモリヤだった。無愛想な森谷を嫌っていたユースケだったが、森谷の意外な一面を知るたび、しだいに関係は変化していき。「桜花寮」の舞台を中心に、秘めやかに、せつなく、青年たちの恋は織りなされてゆく。表題作を含む『小説JUNE』掲載作4編他、ユースケとモリヤの恋の行方が描かれた、書き下ろし55Pを加え、ついにコミックスで登場!
コミック マガジン・マガジン 2003/09


すっかり、宮本さん満喫中。
読んでみると、出会い→同居(同棲?)のパターンが多い?
とか思うけど、それぞれが、やっぱり凄く魅力的で。
この場合は、大学の男子寮だけど。

でも、最初のストーリーの主人公、ユースケの恋愛よりも、ユースケをいろいろと助ける役で登場する、クォーターでゲイのスワのストーリーの方が、かなり切なくて、よかったかと。
ユースケのエピソードでは、彼がゲイだと言うことは公認で、誰とでも寝て、男とも女とも適当に付き合う…そんなキャラで、初めて同性であるモリヤを好きになってしまった、ユースケを助けてるのだけど。
そのスワの過去が、ちょっと悲恋で。
そのエピソードが一番好きかな…

しかし。
私にとって”男子寮”というと、自分が通っていた大学の寮をどうしても思い出すのだけど。
で、どうも、男臭くて、汚くて、ちょっと怪しげなサークルに参加してる人が多い、というイメージがあって。
なので、こういう風にBLなんかで描かれてるのを読んでると、やっぱり、夢を見させて貰ってるな〜、と思うけど。
 

コメント

凛

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