■N大附属病院シリーズ?
2005年4月21日 BLCDスター張りの華麗な医師たちを擁するN大附属病院。
過去の傷を乗り越え青木との関係を築き始めた菊地。そんな矢先、米国からの視察団が来日。そのメンバーにある人物がいた。須堂雅彦―――アメリカ在住の精神科医師。そして青木と学生時代に特別な関係があった男。青木のことを『運命の人』だと告白する須堂に菊地は……。
一方、恩師の息子でN医大を目指す恭介を預かった志乃崎は、ある日、恭介の父親との深い確執を目の当たりに…。自分の存在意義を見つけられずに生きてきた恭介の姿に、志乃崎の中で何かが確実に変化し始めていた―――。 原作:月夜の珈琲館 2005/4/20
■CAST
三木眞一郎 : 菊地尊臣 井上和彦 : 青木克巳 森川智之 : 志乃崎隆二
山口勝平 : 一ノ瀬恭介 神谷浩史 : 須藤雅彦 他
やっぱり、大人はいいですねぇ。
出てくるキャラ達も、20代後半から30代前半だったり。(あ、勝平さんの役、恭介は大学生だけど…)
演じてる方も、大人だし。
青木@和彦さん×菊地@三木さん、はもう、安心して聞けてたり。
森川さんの、落着き払った丁寧語攻めは、間違いないし。
それに、和彦さんと森川さんが高校生をやってたり。
ただ、余り変わらないですけど。
「ミカエルの右手」「空の上の8月」
切ない大人な恋愛。
特に、青木と菊地の二人。
青木の見合い話に、青木の高校時代の恋人、須藤の登場。
神谷さん演じる須藤。
ほんと性格悪い、んですけど、彼にも青木への自分の気持に決着をつけなくてはならない事情、があり。
誤解やすれ違いを経て、より青木と菊地の、二人のお互いへの思いが深まる、というか。
三木さんにしても、和彦さんにしても、モノローグを聞いてるだけで、心地良くて。
安心して聞ける声、なんですね、もう、私にとって。
ちなみに。
”ミカエル〜”では、最近にしては珍しく、濃い受けを演じてます、三木さんが。
森川さんもですが、どちらの側でも違和感無く演じられるのは、流石だなぁと、改めて感心、感心…
「沈黙する石」
志乃崎と恭介。
こちらも、恭介はあくまで意地っ張りで、素直じゃなく。
そんな恭介の辛い本心を知り、ずっと君を見ている… と言う志乃崎。
森川さんの、あの声で、こういう台詞は、堪らないです〜…
「金色の鍵・銀色の鍵」
志乃崎が振り返る、高校生の時の青木との出会いのエピソード。
これ、私凄く好きで。
和彦さんと森川さん、そして、神谷さん。
高校生役なんですが、変わりはありません…森川さんがちょっと声高めにしてる?くらいで。
ライバルから親友へ。
そんな過程が、面白かったです。
偶々買った原作にあったので、「ミカエルの右手」「沈黙する石」は原作先読み。
でも、原作を損ねない出来、かな。
「ミカエルの右手」と、同人誌に掲載した「ユダの左手」という作品があるらしいのですが、こちらは、原作の単行本には載っておらず…
ちょっと、気になってたり。
ほんと、2年経っての続編なので、この勢いで、また出して欲しいですねぇ。
最近のBLCDのCASTさん、ベテランというよりは、若手の方が増えてきてるように思うのですが。
それはそれでいいんですけど、私的には、CASTもストーリーも大人、なものがやっぱり好きなので、数は多くなくてもいいので、出し続けて欲しい、ですね…
コメント