春を抱いていた?

2005年5月11日 BL
コミック 新田 祐克 ビブロス 2004/09/10

次が控えてまして。
とりあえず自分の、書いておきたい!という欲求を満たす為、ですが。
あれこれと、書いておこうかと…

8巻より始った”冬の蝉”の撮影。
この9巻も、撮影続行中。
いろいろと問題もあり、事件もあり。
で、相変わらずのLOVEっぷりを発揮し捲くりな、二人…

というのも。
体だけ、ではなく、
ちゃんと精神的にもお互いがお互いを理解しあっていて、ちゃんと繋がっている二人。
時には反発しながらも、相手にとって最善の方法で理解し、励まし、助けつつ。
異性ではなく、同性だからこそ可能な関係なのかな、と思う点もあり。
やっぱり、男と女は、どう足掻いてもどう変わっても、体も精神も同じ、にはなれないですし、理解不可能なこともあるし…
そんなことを考えていると、男に生まれたかった、なんて本気で思う、今日この頃。
大体、女性の輪の中、よりも、男性の輪の中、の方が居心地がよくて。
OL時代、人の悪態ばかりを話しながらお弁当を食べる女子社員方、に馴染めず、隣の席の後輩(♂)と異様に仲良く食べてたんで、ある女子社員さんから目の仇、にされたこともあり…
嫌な思い出…

□ウィッチ・ドクター
京都での撮影で、夏バテ岩城さん…
この夏バテでだるだるぅ〜…な岩城さんは、確かにまずい、ねぇ。
で、スッポン食べに行くんですよ、夏バテなんてしそうにない、する訳ない香藤と二人で。
案の定、香藤のPOWERはメーターを振り切る程、全開にぃ〜。
そんな訳で、お疲れさま、岩城さん…
しかし、そんなに効くんですか?
私も夏バテ、よくしてたけどね、あれは、ほんと、辛いね。
ご飯、喉通らないんで、素麺ばっかり、食べてたし。

□ロス・リーダー
出資の件で、映画撮影の危機!?
そのことを聞き、セットに一人残って落ち込む、香藤。
こういう時、ちゃんと岩城さんは香藤のことを理解しているからこその、行動がとれるんですね。
でも、岩城さんが香藤のことを、凄くいい顔して話してると、それは絶対に惚気にしか聞こえませんから、ねぇ、吉澄さん。

□スクランブル・レース
二人が一緒に入っているお風呂に、平気な顔して入れるのは、吉澄さんしか、いませんって!
絶対、遠慮する…
私なら、入りたいけど!遠慮する…

岩城さんと吉澄さん。
いい感じで、いい関係に、なってまして。
男同士のカップルなんて側にいたら、妙に意識してしまうのが普通、だと思うんだけど。
吉澄さんって、全くそんなことを気にせず、普通に、接してるんですね。
そういうところが、岩城さんにとっては、嬉しくもあり。
で。
香藤も、そんな吉澄さんのことをわかっていた筈なのに、
やっぱり、岩城さんといい雰囲気でいると、したくないのに、しなくてもいい、嫉妬、をしてしまう…
こういうのって、ほんとに岩城さんに惚れてるから、なんですよね、きっと。
「岩城さんへの気持ちはいつになっても完成しない…」
恋愛ってこうなんだろうなぁ・・・・・・・なんて。
一杯になっても、溢れても、止まらなくて。
一生懸命追っ掛けて、追い付いて、捕まえたとしても、ゴールは見えなくて。
一生終わらないレース。
私も新たにエントリーしたいんですけど。

□トゥルー・リバー
コミックス一冊の半分を占めるお話。
役者、としての彼ら、それに、吉澄さんに、感動…
草加役の香藤を崖から突き落とすシーンで、躊躇してしまう岩城さん。
どうしても、草加、ではなく、香藤、として見てしまうんですね。
プライベート(香藤)と仕事。
二人にとってはこの両立が難題と言えば、難題。
最初の頃の岩城さんなら確かに、プライベートを仕事に持ち込む、なんてことはなかったんでしょうが。
本当に岩城さんの香藤への思いが、多分香藤の岩城さんへの思いよりも強くなってきていて。
それが嬉しくもあり、でも、手放しでは喜べない香藤。
そして、建物を燃やす撮影での事故。
自分の身を呈してまで、フィルムを守ろうとした吉澄さん。
この吉澄さんの行動から、そこまでの情熱を注いで映画を作ろうとしていることに改めて気付き、多分仕事=映画よりも、香藤のことに夢中だった自分を知る岩城さん。
香藤との仲直りは、北海道のロケ先で。
このシーンが一番好きです、このコミックスの中で。
岩城さんにはもう香藤しかいない、っていう気持ちが、嫌になるくらい伝わってきて。
岩城さんのね、微笑んでる顔がね、凄く穏やかで綺麗なんですぅ…
ほんと、ごちそうさま。

□剥奪者(番外編。)
これね。
同人誌にも載ってるんですが。
ところどころのカットと、台詞、が違うんですねぇ。
何だか、一粒で二度美味しい、というか。
で、お正月。
岩城さんの実家にて。
岩城さんの子供の頃のアルバム、に没頭する香藤。
その目の前で、袴を脱ぎ始める岩城さん…
その後は、いつものこと、なんですが。
何気に、岩城さんのお義姉さんが、
”仲が良いんだからいいじゃないですか。”
なんて、言ってるんだけど。
二階の床が軋む程、一階の床の間の鏡餅のみかんが落ちる程、そんなことしちゃ、いけませんって…
そりゃ、岩城さんのお兄さんも怒るって…
仲がいい、で済ませちゃ駄目だって!

はぁ。
次は10巻です。
これまた、大変なことがっ!!!

で、この9巻のロス・リーダーの一番最初にある、香藤の台詞。
「燃やすだけのオープンセットとは思えないよー
 こりゃ何が何でもNG出せないねー
 一回こっきりかー
 緊張すんねー」
このね、”よー”とか、”ねー”とか、”かー”とか。
三木さんが喋ってる風に書かれてる気がするのは、私だけ?
読んでて、三木さん以外に、この”ー”を巧く言える人は居ないよぉ〜、と思ったりしてました。
なので、CD化希望!
って、全部、CDで出して欲しいんだけど、ね、結局。

締めて2391文字… 馬鹿だねぇ、ほんと…無駄に書き過ぎ…でも10巻も書くよ…だって、好きだから止まらない〜…
 

コメント

凛

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