「最終兵器彼女」
主人公は、ちせ、という女の子。
ちっちゃくて、可愛くて、ドジで、素直で。
可愛い、という形容詞がぴったりと当てはまる、
そんな女の子。
彼女が好きになるのが、シュウジ。
二人は高校生で。
付き合い始め、まだまだぎこちなさのある中、
戦争が起こり。
国を守る為の要となる兵器、でもあるちせ、
は自分の愛するシュウジを守るために、
戦う。
見ていて、ずっと思っていたのが。
ちせが、私とは全く違う、女の子だということ。
私には、可愛いなんて、形容詞はまず当て嵌まらない…
それは、見た目でも、性格でもそうで。
ちせを見ていて。
彼女、が凄く羨ましく思えて、
嫉妬していた…
弱さや儚さがある反面、
好きな人を守ろうとする強さ、もちゃんとある。
そんなちせは、一生懸命一途にシュウジを愛していて、
シュウジにも愛されていて。
どうしても。
自分が満たされていない所為か、
ただのアニメに出てくる、架空の人物だとわかっていても、
見ていて沸いてくるのは、
彼女への嫉妬…
ほんと、
こんな私は、
かなり、切羽詰ってるのかな〜 と。
それに、
彼女たちと同じ年齢の頃に、
もっと人を好きになって、人に好かれてみたかったな、
と凄く後悔してしまう…
今になって、
いろいろな恋愛を読み、
恋愛の良さも悪さも知りはじめ。
今ならもっと、
真剣に人を好きになれそうだし、
いろんな人に出会いたいのだけど。
まだ、
間に合うだろうか…
それと、
ふと、思ったこと。
気付けば、男女の恋愛を描いたモノには、
はまれなくなっていた私。
きっと、
今日、ちせに抱いた嫉妬と同じように、
少女漫画に出てくるような、
恋に一生懸命な女の子、
に嫉妬していたからかも、知れない。
自分が彼女達のようにはなれなかったから。
彼女達のようにはなりたくない、
と思っていたから。
でも、異性であれ、同性であれ、
恋愛は恋愛。
BLを読んでいても、
愛されている主人公には、
嫉妬してますね…
相手がイイ男だったら、尚更…
結局は、
ただ単に、
愛されること、
に飢えてるだけ、なのかも知れないけど。
コメント